観光メディア文化学部 メディア情報文化学科

メディア情報文化学科は、氾濫する情報を的確に読み解き、問題に対処するメディアリテラシーを身につけ、マスコミ、情報サービス業界、企業や官公庁の企画・広報部門など、高度情報化社会で活躍できる人材の育成をめざします。

「メディア情報文化学科」は、メディアや情報技術を自在に利用することのできる人材が求められている「今」というデジタル化時代のニーズに合った教育を行います。
「メディア情報文化学」とは、これまでさまざまな学問の交わる学際的な領域で行われてきた「メディア学」と「情報学」の成果をもとに、「文化」の創造をめざす、新しい学問・研究領域です。
現代社会に氾濫するメディア情報を的確に読み解き適切に問題に対処するメディアリテラシーを学び、さらに、新しい文化的価値を生み出して自ら発信できる能力を身につけます。そのために、理論と実践を組み合わせた、充実したカリキュラムを用意しています。
高度情報化社会に対しての豊かな適応能力を備え、地域社会に貢献し、日本や世界を舞台として活躍できる人材を養成します。


  • 1年次
  • メディアに関する幅広い知識を学習し、コンピュータやコミュニケーションの能力などを身につけ、学科における共通したメディアリテラシーを修得します。

  • 2年次
  • メディアに対して批判的な視点と、メディア情報に対して自らの視点で、その可能性を考える創造的な能力を養い、希望する専門の研究への準備をします。

  • 3年次
  • 希望する方向性に向けて必要とされる知識技能を、自ら決めた演習ゼミで修得します。それぞれの視点でメディア情報文化を構想します。

  • 4年次
  • 専門ゼミでの卒業研究を中心に学業の総まとめを行います。すべての学問の基本である哲学を通して、自分が4年間でどう成長してきたかをチェックできます。


メディア文化

複数のメディアの特徴を理解し、活用する力を身につけるための専門知識の学習や演習と並行して、現代社会から映画や漫画、ポピュラー音楽などの大衆文化の研究を重点的に学習します。そして、メディアの影響力や特性を理解し、ワークショップやフィールドワークといった実践を通して、多角的な視点で情報を分析的に読み解く理論的考察力を高めます。

メディアコミュニケーション

まず、メディアそのものの役割や情報コンテンツの中身を実践的に学習し、社会で必要な能力を身につけます。グローカリティ(glocality=global+locality)をキーワードに、現代につながるコミュニティの伝統文化の深層を学ぶために、神奈川文化をはじめとした文化研究やインターンシップやコミュニティメディアなどの実践教育を中心とした、地域社会の新しい文化的価値を発見していきます。

メディア情報

情報関連職種への就職をめざし、情報論や情報技術を中心に学習をし、高度情報化社会で活躍できるような、情報発信力を身につけるとともに、コンピュータの本質を理解するための知識を深め、実践演習を通して情報機器の活用能力を築きます。結果、デジタル技術の革新に伴う新時代に備えた文化創造に積極的に関わるための、情報活用能力を持った人材を育成します。

卒業後の進路

  • 幅広い分野で高度情報化に対応する職種が期待できます。
    新聞、放送、出版、広告業界や宿泊、飲食、運輸、コンベンションビューローなどの観光関連業種、企業や官公庁などの企画・広報部門、各種の情報関連業種などがあります。

特色ある科目

  • リスク危機マネジメント基礎論Ⅰ
  • この授業では、①リスクやそれが現実に発現した状況である危機ついて、感覚的に分かってもらい、その上で、②危機による被害を適切に減らすための標準的なリスクの取り扱い方、そして③危機の際の効果的な対応の仕方を学びます。内容的には、リスク分析、リスク・危機コミュニケーション、事業継続マネジメントなども含みます。

  • データサイエンス
  • データに関する基礎知識と共に、データの所在・発生源、データ取得、データの活用領域などを学び、多種多様なデータを活用できる科目であります。目標は、ビジネスのみならず、医療、災害への危機管理など様々な領域で、発生・収集したデータを理解し、それを有効に活用できることです。

  • 人工知能と未来
  • 人工知能(AI)の開発や産業化が進む中、AI人材の育成が急務とされています。授業では、データサイエンスや数学の基礎をベースに、AI人材に必要な理論、スキルを学習します。AIの各種手法や理論、技術を具現化するプログラミングやデータ分析のスキルを具体的な社会課題やビジネス課題に適用する力などを身に付けます。

カリキュラム

専門科目

授業科目の名称 配当年次 単位数又は
時間数
備考
必修 選択
情報システム科目 情報処理概論 1前 2  
  1. 情報処理概論を必修とする。
  2. 情報システム科目から上記1を含め12単位以上を修得する。
デジタル認証技術基礎 1前   2
情報検索論 2前   2
情報倫理 2後   2
情報セキュリティ論 3後   2
ビジュアル情報論 1前   2
プログラミング基礎 1後   2
ネットワーク技術 1後   2
コンピュータグラフィックス 2前   2
情報システム概論 2後   2
情報職業論 3前   2
オペレーティングシステム 3前   2
ネットワーク構築論 3前   2
メディア情報論 3後   2
情報セキュリティ概論 2後   2
情報コミュニケーション論 3前   2
AI活用・データサイエンス科目 AIとビジネスモデル 1前   2
AI活用・データサイエンス科目から12単位以上を修得する。
統計学 1前   2
社会調査入門 1後   2
情報理論 1後   2
データ処理 1後   2
データサイエンス 2前   2
質的調査法 2前   2
データモデリング 2前   2
AI実践プログラミング 2後   2
社会調査法 2後   2
地理情報システム 3前   2
多変量解析法入門 3前   2
人工知能と未来 3後   2
危機管理科目 リスク危機マネジメント基礎論 1前   2
危機管理科目から14単位以上を修得する。
リスク危機マネジメントの考え方及び関連法 1後   2
法の性格と役割 1前   2
事故リスク危機マネジメント 2後   2
リスク心理学 2後   2
経済リスク 2後   2
安全・安心の会社法及び関連法 2後   2
経営リスクマネジメント論 2後   2
安全保障とリスク 2後   2
事故の法的責任論 2後   2
地域マネジメント
科目
観光概論 1前   2
地域マネジメント科目から16単位以上を修得する。
観光情報論 1後   2
観光と法 1後   2
契約概論 1後   2
地域文化論 2前   2
観光マーケティング論 2前   2
観光文化論 2前後   2
観光リスクマネジメント論 2後   2
観光経営論 2前   2
人口問題 2前   2
地域観光論 2前後   2
調査研究(フィールドワーク) 3前   2
観光社会学 3前   2
地域振興論 3前   2
演習 演習Ⅰ 3通   4
演習Ⅰ・Ⅱまたは、総合ゼミⅠ・Ⅱのいずれかを選択・必修とする。(ただし、演習Ⅰを修得しなければ演習Ⅱを修得することはできない)。
演習Ⅱ 4通   4
卒業論文 4通   2
総合ゼミⅠ 3通   2
総合ゼミⅡ 4通   2
配当年次の数字は学年を示す。前は前期(半年)、後は後期(半年)開講、前後は前期・後期それぞれ開講することを示す。通は通年(1年間)開講を示す。
授業科目の名称の末尾につけたI、IIはグレードを表します。Ⅰを履修後にⅡを履修することが望ましいのですが、Ⅰ・Ⅱの同時平行履修(Ⅰの単位未修得も含む)することも認められます。

2022年度 シラバス(講義要項)

  • 目次
  • あ~お
  • か~く
  • け~こ
  • さ~そ
  • た~と
  • に~ね
  • は~ほ
  • ま~ろ
 

基礎科目

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必要単位数

卒業単位 専門科目 基礎科目 全科目から
124単位 80単位以上 32単位以上 14単位以上
 

成績について

学習の成果に関わる評価についてはこちら → 成績評価

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