建学の精神

松蔭学園は、昭和16年松浦昇平先生によって創立されました。先生は敬愛した吉田松陰先生の教えである「知行合一」を教育理念とし、学園の校是としました。
「知行合一」とは、学んで得た知識を行動に生かし、また行動することでさらにその知識を体得していく事です。
本学は創立以来、この建学の精神に則り、学ぶこと、体験することを通じて、人間性を磨き、 知識を実践で生かすことのできる教育に携わってきました。
21世紀の国際社会では、グローバル化の進展に伴い、異なる文化的背景をもつ人々が出会い、結びつき、共に生きる機会が拡大し、国境を越えた相互理解が必要です。
本学では、この根底に必要な「他者を思いやる心(ホスピタリティ)」を基盤とし、学習や体験を通じて、文化や言葉などの多様性を認め、人々を尊重しながら、世界で活躍できる、ビジネス、コミュニケーション、観光・情報・看護のプロフェッショナルの育成をめざします。
この建学の精神を理解して、本学で学びたい人を求めています。


大学の基本理念

本学では、「知行合一」とは、学んで得た知識を行動に生かし、実践することでさらにその知識を体得していくことであると考えている。すなわち、本学の建学の精神は、「知る」ことと「行う」ことが表裏一体になった生きた学問を実践することを意味する。


松蔭大学学則 (目的)第一条

本学は、教育基本法及び学校教育法の趣旨のもと、吉田松陰の実学精神に基づく「知行合一」を校是とした創設者の建学精神に則り、広く教養と専門性を養うと共に、社会で活躍するために必須の「ホスピタリティ(他者を思いやる心)」を基盤とした人間形成を図り、良き社会人として心身共に健全な人材の育成を目的とする。


大学で学ぶということ

大学では実社会において有用なさまざまな専門知識や技術を学ぶことができます。
できれば、自分の将来の目標を設定してそれに沿った科目や関連する科目を履修することが望まれます。そのためには学ぼうとする講義や実習について事前にある程度の準備が必要となります。その準備とは、各科目のシラバスに指定されている教科書や参考文献をじっくり”読む”ことです(予習)。
それと同時に、読んで解らない部分をノート記しておく。これらの教科書や参考文献を前もって読むことで実際に講義や実習・演習で学ぶ内容をより理解しやすくなります。さらに、解らない部分を担当教員に質問することで知識を深め、より視野を広めることができます。講義や実習・演習を受講した後はノートを整理して、疑問点があれば自分で図書館やインターネットなどを利用して調べてみる。担当教員からもアドバイスを求める(復習)。
こうした作業の繰り返しによってはじめて自分に必要な専門専意識や技術が身に付きます。
大学における勉強は常にこうした”自ら学ぶ”という能動的な姿勢が望まれ、”受け身”で授業を受けるだけでは大学で学ぶということにはなりません。

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